ジャパン・トゥエンティワンがセミナー開催 導入後、追突事故が激減 モービルアイの〝実力〟を証言

衝突防止補助システム「モービルアイ」をグローバルに展開するジャパン・トゥエンティワン(加藤充社長)は2017年8月21日、東京・TKPガーデンシティ品川でノービルアイの機能や導入事例を紹介するセミナーを開催するとともに、三菱ふそうトラック・バス(マーク・リストセーヤ社長)の純正アクセサリーとして採用されたことを発表した。

モービルアイは、車両フロントガラスに取り付けたカメラが前方車両や歩行者、車線を検知し、ダッシュボードなどに取り付けたアイウォッチ(表示部)に接触までの所要時間を表示するとともに、警報音でドライバーに危険を知らせる装置。既販車への後付けが可能で、追突や車線逸脱などによる事故を抑制できるシステムとして急速に普及し始めている。
セミナーでは、不注意による事故を防ぐ“瞬間効果”と運転の癖を矯正する〝継続効果〟の2つの視点で機能を説明。国土交通省が定めた安全装置ガイドラインに適合し、ステッカーを貼付できることで乗客や荷主にも安心感を得られることなどを強調した。

導入事例の紹介では、貸し切りバス事業者の九州産交バスグループと、関東一円で運送業を営む滝興運の導入担当者が登壇。九州産交グループでは「バスの代替えには1台3千万円かかり、全車を安全装置付き新型車に代替えするのは困難。一方で利用者からは安全装置のついたバスを求める声が増大している」と導入のきっかけを紹介。さらに導入後の結果としては、警報音を鳴らさない運転を指導したところ、平均車間距離が大幅に改善し、装着後は前方衝突事故が1件も起きていないと導入効果を報告した。
滝興運も、「追突事故が半減し、ドラレコに記録されるヒヤリハット動画や急減速が格段に減った・結果、軽微な事故はあるものの、事故による損失(金額」)が大幅に減少した」と実績を発表。同時に急ブレーキや急旋回の減少によって、荷崩れによるクレームも減少したというエピソードも紹介した。

また、純正アクセサリーとしての採用を決めた三菱ふそうは、新型グレートに搭載した最先端の安全システムを解説した後、ユーザーサポートのために既販車にも搭載が可能なシステムの必要性を強調。同社はすでに今年初めからアメリカでオプション設定し、導入ユーザーからの高い評価を得ており、グローバルで提供可能な点を選定理由に挙げた。

[寄稿者情報]
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