「公有民営バス」3台 九州で初の運行開始

大分県中津市で2017年2月1日から、「公有民営方式バス」が運行を始めた。国の地域公共交通確保維持改善事業費補助金を活用したバスで、九州では初めて。同市が国の補助を受けて小型バス3台を購入し、大交北部バスが借り受けて路線を運行している。

多くのバス事業では利用者減少で路線バスの維持が困難になり、中津市駅などを始発として同県北部路線を運行する大交北部バスも国や県、市から補助金を受けて事業を保っている。
このため、地域住民の移動の確保など公共交通を守るために2014年度に公有民営方式車両購入費国庫補助金の設置されたのを受けて同市は制度を活用し、2250万円の補助金を受けて小型バス3台を購入、大交北部バスに貸与したもの。

バスは定員33人(座席数18)でノンステップ式。車椅子用のスロープ板や固定装置も備えたバリアフリーとなっている。車体側面には中津城や八面山からの中津市内の夜景などをラッピングして観光客にもアピールしている。
大交北部バスは中津駅などを始発する「耶馬渓線」「海岸中高線」「田口線」で同バスを1日から運行している。運行に先立つ1月30日には、同市の三光福祉保健センターで中津市長、九州運輸局交通政策部長やバス事業関係者らが出席してバス引き渡し式を行い、地元の山口保育所園児11人が乗車体験した。

[寄稿者情報]
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