新会長に名倉氏(東武バス社長) 埼バス協総会 安全輸送を緊急決議

埼玉県バス協会(池田敦会長)は2016年6月2日、浦和ロイヤルパインズホテルで2016年度定時総会を開催し、任期満了に伴い3期6年務めた池田会長が退任、後任会長に名倉豊氏(東武バス取締役社長)、新副会長に赤岩一男(秩父鉄道観光バス代表取締役)、新田力(西武バス取締役副社長)両氏を選任する役員人事を承認、鶴岡洋専務理事は再任した。

また、理事を1人増員して14人とする定款の一部改正が承認された。
挨拶に立った池田会長は「バスは地域の生活交通には不可欠な公共交通機関であり、地域の活性化や観光産業への貢献、高齢化社会への対応、環境問題など、バス事業に対する社会的要請と期待はますます高まっている。特に2019年のラグビーワールドカップ、20年東京オリンピック・パラリンピック等、埼玉県内において国際的な行事が予定されており、バス事業の重要性が増している。バス事業者が最も重要であり全力を注がなければならないことは、安全の確保及び事故防止。今年度は、軽井沢のバス事故を踏まえた安全輸送対策の強化推進、輸送環境及び輸送サービスの改善、乗務員の健康管理、適正な運行管理を重点目標として活動する」と述べた。

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総会では、審議終了後事務局提案の「すべてのバス事業者は、各自の事業を再点検し、安全・安心がすべてに優先するとの決意をもってバス運行の安全のため、業界を挙げて徹底する」との「安全輸送決議」を全会一致で採択した。
名倉新会長は「埼玉は初めての任地で、会長就任は身の引き締まる思いだが、軽井沢のスキーバス事故に伴う具体的な安全対策、バス業界のコンサルティング事業、国際的な行事を控えての対応など課題を会員、役員が一致協力して一つひとつしっかり取り組んでいきたい」と挨拶した。

[寄稿者情報]
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