10月13日、東京・代々木公園
日本バス協会(髙橋幹会長)が「バスの日」(9月20日)の中央行事として、10月13日に東京・渋谷区の代々木公園で開催する「バスフェスタ2012inTOKYO」の内容が決まった。「バスのあるまち。ひとに、地球に、優しいまち」をテーマに、バスに親しみ楽しく学ぶイベントを多数用意し、安全・安心で環境にやさしく、暮らしに便利なバスをアピールする。
「バスの日」の中央イベント「バスフェスタ」は09年(平成21年)9月20日に東京・丸の内の丸ビルで初めて開催し、親子連れを中心に約1万人が来場した。2回目は10年10月3日にパシフィコ横浜に会場を移し、約1万8千人が来場し好評を博した。
第3回は昨年9月11日に東京・千代田区の日比谷公園で催し、3月11日に発生した東日本大震災を受けて「バスも震災復興を支えます」をテーマに掲げ、約1万2千人が来場した。
バスフェスタのメーンイベントであるデザインコンテストは、7~8月に子供たちから車体外観デザインを募集し、794点の応募があった。この中から、審査委員会(委員長=宮田亮平東京芸大学学長)で
- 国土交通大臣賞
- 日本バス協会会長賞
- 審査委員長賞
の作品を決定し、バスフェスタの会場で表彰式を行い、入選作品を展示する。
国土交通大臣賞を受賞した作品は本物のバスのラッピングデザインとして採用され、東京都内で1年間運行される。
バスフェスタでは
- 2階建てオープンバスでの周遊バス運行
- バスのお仕事紹介
- クイズ大会
- バスガイドの制服ファッションショー
- 記念撮影会
など、親子で楽しめるイベントを繰り広げる。
会場には10~12年度のバスデザインコンテスト国土交通大臣賞受賞作のラッピングバス3台のほか、懐かしいボンネットバスから最新鋭のバスまで13台の車両を展示。
ゲームやラジコンバスコーナーなどを設け、バスグッズ販売も行う。