バス車内サイネージ広告 クラリオン、西武バスが実証実験

クラリオン、西武バス、デジタルサイネージの開発に向けて実証実験を開始

クラリオン(泉龍彦社長)と西武バス(池田敦社長)は、新たなの開発に向けて、大宮と羽田空港を結ぶ空港路線バス車内にモニターを設置し、空港の店舗情報や企業CMなどを放映する「バス車内サイネージ広告」の実証実験を開始した。

バスは全国的に利用者が減少しており、自治体の補助金に頼った運行を余儀なくされている。こうした課題に対してバス機器のトップメーカーであるクラリオンは、車内の映像システムを活用した広告収入増を提案。西武バスが運行する空港路線バスに大型モニターを設置し、企業9社と空港内店舗21店などの協力を得て、停留所の案内表示などに加え、各企業や店舗の広告、さらにはニュース、天気予報などを配信する。

デジタルサイネージは、JR東日本の山手線などに設置され、認知度が高まっているが、バスとは利用者数が大きく異なる。その半面、空港路線は乗客が前方を向いて座り、所要時間も長いという特徴がある。前方に大型モニターがあり、動画が放映されていれば自然と目を引くのではないかという想定だ。しかもビジネスマンが多いことから、ターゲットも絞り込みやすい。

同社では、3月31日まで実験を行い、「バスの中のモニターが広告媒体として有益であることを実証し、次のビジネスを広げていきたい」としている。

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秋本敏行

秋本敏行:のりものカメラマン 1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。

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