西鉄オープンバス 10日間で2500人突破 乗車率77%を達成
西日本鉄道が3月24日から福岡市内で運行を始めた市内観光2階建てオープンバス「FUKUOKA OPEN TOP BUS」(FOTB)は今月2日の運行10日目にして利用者が2500人を突破し、好スタートぶりを見せた。
FOTBは1日平均約280人の利用者で平均乗車率は77%に達している。春休み期間中で子供連れや観光客が多いという。
運行ルートは3コースで、この中で「シーサイドももち・福岡城址コース」は、都市高速道路の走行がアトラクション感覚で楽しめることから1日の平均乗車率は約82%と高い。「ベイサイド・博多街なかコース」は「ぴあトピアトンネル」(博多区)などのアトラクション要素に加え、福岡の歴史的な街並みを違った角度から楽しめるため乗車率も堅調。「福岡きらめき夜景コース」は、都市高速道路や夜景、夜桜が楽しめるコース設定で毎日ほぼ満席が続いている。
バスには福岡で活躍しているタレントやモデル8人が「バスアナ」で同乗。肉声で見所などをガイドしており、乗客からは「アナウンスで車内を盛り上げてくれて楽しかった」との声や手紙も届くという。
利用者は大人約75%、子ども約25%。福岡県内からの利用は約60%、九州内は約15%、九州外は25%。外国からの利用は2%という。