貸切バス運転者指導・監督WG 12月に改正告示を公布

行政・団体

国土交通省は自動車運送事業交通事故対策検討会のもとに「貸切バス運転者に対して行う指導及び監督の改正検討ワーキンググループ」を設置し、2016年5月11日に初会合を開いた。

貸切バス運転者に対して行う指導及び監督の改正検討ワーキンググループ
軽井沢スキーバス事故対策検討委員会が3月29日にまとめた中間整理は、

  • 初任運転者(直近1年間に乗務していなかった車種区分の乗務を含む)と事故じゃっ起運転者に対する実技訓練の義務化
  • ドライブレコーダーによる映像の記録・保存と映像を活用した指導・監督の実施の義務化

を提言した。
これを受け、実技訓練の指導内容や時間などを検討し、9月中に「旅客自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導及び監督の指針」(告示)と指導監督マニュアルの改正案を取りまとめ、12月に改正告示の公布とマニュアルの改訂を予定している。
WGの冒頭、平井隆志安全政策課長は「悲惨な事故を二度と起こさないとの強い決意のもと、1月29日に軽井沢スキーバス事故対策検討委員会を設置し、3月29日に中間整理を行った。指導・監督の具体的な内容をしっかり検討する」と挨拶した。

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