埼玉県バス協会(名倉豊会長)は2017年2月21日、さいたま市内のホテルで「交通安全功労並びに安全運転コンクール表彰式」を開催、2016年度の表彰として観光バス交通安全アドバイス制度活動功労として優良事業所5事業所、優良従業員11人、安全運転コンクールで優秀な成績をおさめた359チームに表彰状と記念品を贈った。
「観光バス交通安全アドバイス制度」は、03年4月に官民一体で発足。観光バスの車内で交通安全アドバイスを積極的に推進し、交通安全意識の普及に大きな功労のあった事業所と従業員を対象に埼玉県警察本部交通部長とバス協会会長が連名で表彰するもの。安全運転コンクールは、1999年から運転者らの交通安全意識の向上を図るため実施。同一事業所に勤務する運転者10人を1チームに7月1日から12月31日まで無事故無違反を競う。
挨拶に立った名倉会長は「厳しい交通環境の中で、交通安全への多大な貢献に深甚なる敬意を表する。言うまでもなく輸送の安全確保はバス事業の最大の使命。今後、ラグビーのワールドカップ、東京オリンピック・パラリンピックをひかえ、海外からの訪日客も増加し、バスの利用客はますます増加する。今日の受賞を契機に更なる精進を重ね、後輩のよき模範となってほしい」と述べた。
後藤秀明埼玉県警交通部長、塩田一浩埼玉運輸支局長、大島康宏自動車安全センター埼玉県事務所長が来賓挨拶を述べ、最後に受賞者を代表して国際興業戸田Tチームの皆川国敏さんが謝辞を述べた。
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