自転車ラック路線バス運行

関西で初 江若交通 大津市の高台の団地と駅間

京阪電鉄グループの江若交通(滋賀・大津市、土田正樹社長)は3月17日から、路線バスの車両前面に自転車を乗せられる「自転車ラックバス」を大津市内で運行を始めた。路線バスの自転車積載は関西で初めて。
運行するのは大津市の日吉台団地とJR比叡山坂本駅を結ぶ路線。自転車ラックバスを2台導入。同団地と駅間は約2㎞で、バスでは数分で運行するが、団地が高台にあるため自転車での買い物などでは坂道が住民を苦しめ、安全にも問題がある。

同社はバスの利用者利便を向上させるとともに、安全確保と利用促進を狙いに自転車ラックバスを導入する。
運行は午前9時台から午後4時台まで平日22本、土休日は23本を運行する。運賃は大人170円から190円。

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