12トン超に衝突被害軽減ブレーキ義務化
国土交通省は「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」などの一部改正を施行し、車両総重量が12トンを超える大型バス(立席なし)に衝突被害軽減ブレーキの装着を義務付ける。
新型車は14年6月以降に生産される車両から義務付け、継続生産車は19年6月から適用する。
併せて、中央環境審議会の「今後の自動車単体騒音低減対策のあり方について」(第2次答申、12年4月)を踏まえ、二輪車の加速騒音対策に関する国連欧州経済委員会(ECE)の「騒音防止装置協定規則」を採用し、加速走行騒音の試験方法や規制値などを国際基準と調和させる。
型式指定車は14年1月、継続生産車は17年1月から義務付け、定常走行騒音規制を廃止する。
そのほか、▽乗用車のドアラッチ・ヒンジの技術的要件の適用を改定国際基準と整合化▽チャイルドシートの警告表示ラベルの様式変更▽乗用車用空気タイヤの技術基準を改定国際基準と整合化を行った。