ウィラー高速バス 昨年は273万人利用
高速バス大手、ウィラーエクスプレスの利用者数は昨年、273万人に達し、過去最高を記録した。インバウンドの利用も10万人で前年から大幅な伸びを示した。ピンクの車体が目をひく同社バスは、現在21路線で187台が運行している。独自のバス停70カ所のほか全国で124カ所にバス停を展開しており、今後もグループのウィラートレインなどとの連携を強化することで利用者の増勢を見込んでいる。
2014年度自動車輸送量統計
乗合バスは3年ぶり微減
国土交通省の2014年度自動車輸送統計によると、乗合バスは41億8千万人と3年ぶりにわずかに減少し、タクシーは15億6千万人(5.5%減)と11年ぶりにプラスに転じた2013年度から再び大幅な減少に戻った。貨物輸送量は43億2千万トン(0.7%減)、営業用トラックは29億3千万トン(1.8%減)となり、ともに3年連続で減少した。自動車輸送統計は2010年10月から調査・集計方法を変更しているため、2009年度以前の統計数値との連続性は担保されていない。
自工会 10月の国内生産・輸出実績 乗用車16カ月ぶり増
日本自動車工業会(池史彦会長)がまとめた2015年10月の四輪車の国内生産台数・輸出実績は、生産が前年同期比0.5%減の81万3110台で、16カ月連続のマイナス、輸出は3.8%増の41万6472台と2カ月連続で前年同月を上回った。