高速ツアーバスのウィラー・エキスプレス(村瀬茂高社長)は5日、昨年12月22日から今年1月4日まで14日間の取扱人員数を公表した。それによると総取扱人員は11万9千人で前年比10%増えた。期間中の増加は6年連続。
利用のピーク期となる28日から30日の出発便が多く、ピークは30日で1万1700人に達した。利用目的では、帰省利用が最も多く全体の43%を占めた。次いで旅行が27%、コンサート・イベント参加が22%と続いた。ただ帰省利用とコンサート・イベント参加は、前年よりそれぞれ3ポイント、1ポイント割合が低くなった半面、就職活動が5%と同4ポイント増加した。同社は「今年度は就職活動期間が前年より短くなったことから年末ギリギリまで活動した学生が多かったことがうかがえる」と分析している。