福岡観光の新たなツール 2階建てバス
西鉄バスは3月下旬から、福岡市内の主要観光スポットを周る2階建てオープンバス「FUKUOKA OPEN TOP BUS」の運行を始める。
アジアの玄関口といわれる福岡市が増加傾向にある海外からの観光客らの福岡観光に新たなツールとしてこれまでにないバスの導入で観光を活発化しようというもの。
導入する2階建てバスは、日野自動車製オープントップ(屋根なし)仕様で「国産オーダーメードの2階建てオープントップは国内初」という。
全長11.98m、全幅2.49m、全高3.35mで乗務員、添乗員を除いて36人乗り。都心部を巡るルートの「赤バス」と海辺を巡る「青バス」の2台が運行する。
外観は日野自とテクノアートリサーチによる協同製作で、赤バスは活気あふれる国際都市福岡とエネルギッシュな博多祇園山笠のイメージし、青バスは海や川に恵まれたウォーターフロント福岡をイメージした。
オープントップの座席から、通常の路線バスとは違う眺望と開放感、臨場感が楽しめることから、関係者は福岡のシンボルとなることを期待している。