各地でイベント バスの日
9月20日の「バスの日」にちなみ、各都道府県バス協会とバス事業者は地域に即した様々なイベントを企画し、「バスのあるまち。ひとに、地球に、優しいまち」を統一スローガンに、バスの役割をアピールした。
「バスの日」は1903年(明治36年)9月20日に、二井商会が京都市で蒸気自動車を改造した6人乗りの車両により、日本で最初の営業バスを運行したのを記念して、1987年(昭和62年)に制定され、今回で25回目となる。
日本バス協会(髙橋幹会長)は中央行事として、国土交通省と東京都の後援を得て、10月13日に東京・渋谷区代々木公園で「バスフェスタ2012inTOKYO」を開催する。
バスフェスタのメーンイベントであるデザインコンテストは、7~8月に子供たちから車体外観デザインを募集し、794点の応募があった。この中から、▽国土交通大臣賞▽日本バス協会会長賞▽審査委員長賞の作品を決定し、バスフェスタの会場で表彰式を行い、入選作品を展示する。
「バスの日」にちなんだ各地の主な取り組みは次の通り。
- 北海道=札幌市内のバス路線で小学6年生以下を無料、函館市内で「バスの日記念ツアー」、旭川市内で小学生以下の「路線バス無料の日」
- 青森県=「青森バスまつり」、八戸市で「ラビアドゥバス8周年記念イベント」
- 岩手県=「バスの日まつり」
- 宮城県=第22回「宮城バスまつり」
- 福島県=第5回「福島バスまつり」
- 秋田県=バス利用キャンペーン、第17回「秋田バスまつり」
- 山形県=バスの車両展示、日帰りツアーバス運行
- 茨城県=ウエットティッシュの配布
- 栃木県=ミステリーバス運行
- 埼玉県=「さいたまカーフリーデー」にブース出展
- 千葉県=ペイントバスの運行、地域住民を福島方面へ招待
- 東京都=A旗「9月20日バスの日」、B旗「環境を守るためマイカーからバスへ」を車両に掲出
- 神奈川県=小学生の貸切バス1日遠足、「バス利用感謝デー」
- 山梨県=「バスの日」ののぼり旗掲出
- 新潟県=「バス祭」、「ありがとう運動」
- 長野県=第2回「信州バスまつり」、「バスご利用感謝まごころサービス月間」
- 富山県=主要駅頭に立て看板の掲出
- 石川県=「バス利用促進月間」
- 福井県=900人規模で集会、バスの乗り方教室
- 岐阜県=PR用ミニボールペンの配布
- 静岡県=「はままつバスフェスタ2012」、美術館バスの運行
- 愛知県=とよはしバス・電車スタンプラリー、とよやまタウンバス運行10周年記念イベント
- 三重県=主要駅前バス乗り場で利用促進PR活動、小学生以下を対象に絵画コンテスト
- 滋賀県=「バスの日祭りin守山」、マーカーボールペンの配布
- 京都府=缶バッチ着用、高速バス招待乗車
- 大阪府=「スルッとKANSAI」加盟24社・局でイベント
- 兵庫県=バス利用の呼び掛けとグッズの配布
- 奈良県=貸切バス利用者に紙コップ26万個配布
- 和歌山県=県内主要駅や関係先などに記念品の配布
- 鳥取県=エコバックとティッシュの配布
- 島根県=「バス祭り」
- 岡山県=サービス向上運動、子供運賃無料
- 広島県=第14回「ひろしまバスまつり」
- 山口県=車内事故防止・シートベルト着用の呼び掛け
- 徳島県=バス撮影会、ボンネットバス周遊
- 愛媛県=バス停のクリーン作戦
- 高知県=サービス向上運動、無料体験乗車会
- 福岡県=スタンプラリー、園児バス試乗会
- 佐賀県=「佐賀駅バスセンターまつり」、「バスの日in鳥栖」
- 長崎県=PR用ボールペン5千本作製、「佐世保市公共交通まつり」
- 熊本県=公共交通機関利用促進キャンペーン
- 大分県=小学生を対象に「バスの日」記念絵画コンクール
- 宮崎県=バス利用キャンペーンチラシの配布
- 鹿児島県=養護施設や老人クラブなどの日帰りバスツアー
- 沖縄県=2日間利用できるフリー乗車券を1千円で発売