16番鉄道模型お揃いスケール1/80プラモデルに「西武バス」

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アオシマのワーキングビークルシリーズNo.6「1/80三菱ふそうMP38エアロスター(西武バス)」1月から発売中

左が従来塗装「笹カラー」、右が新塗装「S-tory」カラー。2両写っているが入っているのは1両で、どちらか1両を制作できるという意味。画像:青島文化教材社

静岡県の模型メーカー(株)青島文化教材社からAOSHIMAブランドで、1/72~1/80スケールプラモデル働くクルマシリーズの「ワーキングビークル」を2020年6月より販売しているが、この中には路線バスもラインナップされている。そのNo.6として西武バスを2021年1月中旬から発売している。

パッケージ上面。画像:青島文化教材社

車種は「三菱ふそうMP38エアロスターノンステップ(2PG-MP38FK)」で、前々回のNo.01東京都交通局とNo.02大阪シティバスではMP37だったが、このモデルは前回No.5東急バスと同じ現行MP38となっている。
では、モデルの完成した姿をそれぞれでお見せしよう。
なお写真の完成見本は上々写真なども含めて試作品になる。

笹カラーは西武バス滝山営業所A0-159とA8-895が選べる。画像:青島文化教材社

S-toryカラーは西武バス滝山営業所A0-167とA0-193が選べる。画像:青島文化教材社

モデルになった三菱ふそうMP38エアロスターがどんなバスかを伝えるため、同製品パッケージ脇下に書かれた説明の文章部分を載せておこう。

パッケージ側面下の説明文。

では、パッケージを開けて中を見てみよう。蓋を開ける時はある意味皆がワクワクする瞬間なので、見せて良いモノか考えたが、購入前に見たい人もいると思い、載せてしまった(笑)。お許しいただきたい。

パッケージの蓋を開けると、こんな風に入っている。画像:青島文化教材社

ここまで出してしまったので、せっかくだから各パーツの写真をお見せしてしまおう。

車体、床下とシャーシ、足回りなど。

ドアや車内パーツ。

左がクリアパーツで、右は窓枠塗装用のマスキングシール。シールにはすでに切り込みが入っている。

パーツの点数はご覧の通りで、樹脂のベースはホワイト。組み立てにそれなりに慣れた人なら普通に組立られるだろう。そして、ドア部の開閉を差し替え方式ながら再現されているのと、さらにステアリング(前輪)は可動式で、車体傾斜ギミックも搭載している点は前製品同様。
また、窓枠はクリアパーツ一体で構成されているがそこへの塗装は補助用マスキングシールが付属しているので窓回りへの色差しは難なくこなせそうだ。

デカール。画像:青島文化教材社

車体各所のマーキング類はデカールで収録されているのも嬉しい。
それではパッケージ側面上の「作る前にご用意ください」を見ていこう。

パッケージ側面上の「作る前にご用意ください」。

さてココからのことがモデラーの技量が試される作業になる。なんと車体の塗装に調色が必要だからだ。笹カラーのクーラーが C1ホワイト30%+C6グリーン30%+C65インディブルー40% とかS-toryカラーの屋根が C1ホワイト40%+C34スカイブルー60% 等々…。まぁ考えてみれば吹き付け塗装すべき部分なので塗料を薄める都合上それと同時にすれば良いので問題なしといってしまえばその通りだが、既成の単色でないのは初心者(筆者含む)にはハードルが高いかも知れない(汗)。

1/80 三菱ふそう MP38エアロスター「西武バス」
組立後完成時サイズ:車体長134mm×車幅33mm×車高41mm
価格:3,400円(税別)
JANコード4905083-057255
西武バス株式会社商品化許諾済。

ちなみに、2020年6月発売のワーキングビークルNo.3「1/72はしご付消防車」とワーキングビークルNo.4「1/72化学消防ポンプ車」は1/72スケールで厳密にはタイトルにある鉄道模型16番スケールよりはヤヤ大きめだが、お座敷レイアウト程度のアクセサリーとして並べる分には許容範囲(個人の感想です)で、それ程気にならないと思うので一応お勧めしておきたい。

株式会社青島文化教材社
TEL 054-263-2595 (平日9時~16時)
http://www.aoshima-bk.co.jp/

ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況の変化や、変更があった場合にはご容赦ください。

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