はとバス(中村靖社長)は2016年4月17日、2009年以来7年ぶりに導入する新型2階建てバス「アストロメガ」を報道陣に公開した。2016年4月25日から東京定期観光の昼と夜の2コースに投入する。
はとバスは1983年1月から2階建て観光バスの運行をスタートさせ、「ハローキティバス」、オープントップバス「オー・ソラ・ミオ」などのオリジナル仕様も投入し、2階建てバス10台で12コースを設定し、年間12万人に利用されている。
現在、日本では2階建てバスは生産されておらず、輸入するにもバス車両の全幅の規格はヨーロッパ2.55m、日本2.5mと異なるため、11年から日本に導入可能なバス車両を検討してきた。
アストロメガはスカニア社がエンジンとシャシーを製造し、バンホール社が車体を組み立て、ベルギーから輸入した。
デザインは黄色の生地に世界5大陸を5本の曲線で表現し、座席数は2階が48席、1階は4席と車椅子用2席。訪日外国人旅行者も東京観光が楽しめるように、8カ国語対応の自動案内システム「TOMODACHI(ともだち)」と、Wi-Fiのアクセスポイントを設置した。
安全装備は
- 衝突被害軽減ブレーキ
- 車線逸脱警報装置
- 横滑り防止装置
- タイヤ空気圧モニタリングシステム
などを搭載している。
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