日野、中型路線バスを改良「レインボー」発売

自動車会社

日野自動車(市橋保彦社長)は、中型路線バス「レインボーⅡ」をモデルチェンジし、「レインボー」として2016年5月6日に新発売する。

レインボー
「レインボー」は、AMT(機械式自動変速機)の採用と新開発のボディーによる軽量化で、全車で重量車燃費基準を達成している。
4HK1型エンジンは5193㏄と小排気量ながら、2ステージターボにより低回転から高トルクを発揮、十分な動力性能を確保しながら低燃費を実現している。新たに採用した6段AMTは、電子制御による自動変速でエンジンの燃費の良い領域を適切に使用することで燃費を向上させる。
また、従来はホイールベース間の優先席下に設置していた燃料タンクをタイヤハウス部に移設し、燃料タンク位置による制約から、横向きだった優先席を前向きにすることで立ち座りのしやすさと、通路の通過性の向上を図った。
あわせて、新型客席シートの採用や室内灯のLED化などにより乗客の利便性、快適性を向上させている。さらに、設置の簡単な車椅子用スロープや車椅子固定装置を採用し、車椅子の乗客にも優しいバスとした。
[name name=koumai]

関連記事一覧

特集記事

TOP