恒例バスツアー実施 2011年6月26日 (茨城県石岡市・小美玉市ほか)

総会開催に併せて実施される恒例のバスツアー、本年の行き先は茨城空港でした。新宿西口を出発後、首都高・常磐道経由で最初の目的地、関鉄グリーンバス石岡営業所に到着しました。ここは旧鹿島鉄道(かしてつ)廃止後の代替バスを担当している営業所です。かしてつ代替バスは、鉄道の走っていた石岡~鉾田間に加え、沿線に昨年3月11日開港した茨城空港と石岡駅を結んで運行しております。営業所では所内を自由に見学・撮影させていただいたほか、関鉄グループオリジナルのバスグッズも販売して頂きました。
その後「かしてつ代替バス」専用車両に乗り換え、石岡駅前バスターミナルへ。バスにはグリーンバス石岡営業所の係の方と関鉄本社広報担当の方が同乗されて、軌道跡を利用したバス専用道と代替バスについて説明して頂きました。石岡市内は震災に伴う液状化であちこちに陥没が出来てました。ターミナルも歩道部分が何ヶ所か陥没して、アスファルトで応急修理したところやバリケードで立ち入り規制されている場所もありました。また車窓から見える民家も屋根が破損してブルーシートが被せられている家が散見され、茨城県も被災地である事を実感しました。
専用道途中の旧玉里駅と、旧常陸小川駅前で撮影タイムの後、茨城空港に向かいました。空港では会議室で仕出し弁当の昼食後、空港の広報担当者から「コンパクトで誰もが使い易い、人に優しい空港」というコンセプトの説明を受けました。空港の所在地は茨城県小美玉(おみたま)市、2006(平成18)年3月27日に東茨城郡小川町、美野里町および新治郡玉里村の3町村合併で発足しました。
空港内を自由見学の後、駐車場にてツアーに使用したバスの前で記念撮影を行い帰路につきました。帰りは常磐道経由ではなく、今春全線開通したばかりの北関東自動車道をひたすら走り、高崎から関越道・首都高経由で新宿に帰着しました。帰りの車内では恒例となった「マニアックなバスクイズ」を楽しみ、高得点者には豪華賞品が、また参加者全員に参加賞がそれぞれ授与されました。
ちょっとマニアックな、そして色々ためになる知識も身につく「大人の社会科見学」でした。ツアーは毎年この時期に開催され、一般(非会員)の方も参加できます。開催が近づきましたら当サイトでご案内しますので、来年は皆様も是非どうぞご参加ください。

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秋本敏行

秋本敏行:のりものカメラマン 1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。

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