東京シャトルに京成バスシステム参入
京成バスと成田空港交通が運行している東京駅~成田空港間を結ぶ高速バス「東京シャトル」に9日から、京成バスシステムが新たに運行会社として参入し、1日34便から42便に増便した。
東京シャトルはLCC(格安航空会社)の国内線就航などに伴う早朝・深夜時間帯の航空発着便の旅客輸送に対応するため、7月3日から運行を開始し、好評を得ている。
運行時間帯のうち、利用者の要望が強い東京駅発の深夜・早朝便(午前1時30分~7時)を4便から6便に、成田空港発の夕方・夜便(午後6時~11時15分)を6便から10便に増強した。
また、現在実施しているキャンペーン割引運賃「デビュープライス」(一律800円)は9月末で終了し、10月1日から東京都心からの出発便は一律900円、成田空港から出発する便は一律千円の「粋割(いきわり)」を開始する。
東京シャトルのバス車両にはドライブレコーダー、MCA無線、運転注意力モニターを装備するなど安全運行に万全を期し、ポーターによる荷物の受け渡し、成田空港内京成カウンターの事前発券や乗り場案内のサービスなどを充実させている。