シリーズ 全国 保存モノコックバスめぐり(6)
全国の公園などに展示されている『保存バス』を巡る不定期連載コーナーです。
基本的には特別な手続きや入場料がかからずに、普通に見ることができる保存バスで、その中でも当面は「モノコック車体」の展示車を紹介していく意向ですが、その後に造られた「スケルトン車体」や、また動態保存とかでも、珍しいとか貴重な車輛で、普通に見られるバスならいずれ紹介していくつもりです。
JR東北本線 宇都宮-岡本 間の下り電車に乗った場合の車窓左手に、屋根の下に保存されている観光タイプのバスがチラリと見える。位置的には岡本駅の南西方約1.3kmあたりの地点になる。先日、同区間を乗車していて偶然見掛けたので、そんな経緯から早速、後日にそのバスを眺めに訪ねてきた。
このバスは『三菱自動車K-MS615N』で、年式は不明。
地元自治会の地域集会所として設置された車体と思われる。屋根があり、タイヤもしっかりしているので、メンテナンスはそれなりに行なわれているのだろう。また、近所の方の話しでは「写真をたまに撮りにくる人がいる。」そうなので、それなりに知れ渡っている廃車体だということも解った。と、そんな状況を鑑み、保存バスの仲間として、ここで紹介させていただくことにした。
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『三菱K-MS615N』は三菱の大型観光バスMS513系の昭和54年排出ガス規制に対応したモデルで、1980年~1982年まで製造された型式。なお型式記号の末尾の「N」は短尺車体を表している。
では、このバスの他の面や細部も眺めていくことにしよう。
ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況に変化があったり、変更があった場合にはご容赦ください。
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