国土交通省は2015年12月10日から2016年2月10日まで、訪日外国人旅行者を輸送するインバウンド貸切バス事業者に対して集中監査を実施する。
円安や消費税免税商品の拡大、ビザの撤廃・緩和などで訪日外国人旅行者が急増しており、今年は1900万人を超えるのは確実になっている。
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政府は観光立国を成長戦略の重要な柱に位置づけ、昨年は訪日外国人客の消費額が初めて2兆円を超え、地域経済の活性化に貢献している。
貸切バスは急増する訪日外国人客の重要な移動の足を担っており、安心・安全な運行確保に万全を期す。
監査は従来通り無通告で行い、
- 運転者の乗務時間と過労運転の防止
- 適正運賃・料金の収受③点呼の実施と運行指示
などを重点的に検査する。
「年末年始の輸送安全総点検」の期間中は街頭監査も実施する。