バスの自動運転 沖縄で3月から実験

内閣府はこのほど、沖縄県内で2017年3月からバスの自動運転実証実験を実施すると発表した。
同実験は「次世代都市交通システムの開発・実用化の推進」と「沖縄の交通環境改善に向けた自動運転技術の活用の検討」を目的に、国家プロジェクトの戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の「自動走行システム」の一環として行われる。

概要によると、実施時期は今年3月ごろから2019年3月の間で3回程度。実施エリアについて今年度は南城市の「あざまサンサンビーチ」周辺道路を予定。17、18年度は同市などの一般道を想定している。
主な実験内容は16年度が第1ステップとして「公共バスの正着制御の技術実証」、17年度は第2ステップとして「公道上の通常環境において、公共バスの正着制御の技術実証」、18年度は第3ステップとして「公道上の通常の交通環境において、公共バスの正着制御を含むより高度な自動運転バスについて技術実証」を計画している。「バスの正着制御」は高齢者などが乗り降りしやすいようにバス停にほぼ隙間なく正確に自動横付けする機能。SIP自動走行システムでは「次世代都市交通システム」のひとつとして、導入に向けて技術の検討などに取り組んでおり、今回の実験によってシステムの社会実装を加速化させたいとしている。
また道路渋滞が深刻化している沖縄で、公共交通ネットワークの整備・再編に向けたコミュニティバスなどへの自動運転技術の活用の社会実験としても意義付けている。

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秋本敏行

秋本敏行:のりものカメラマン 1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。

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