京都府バス協会 通常総会を開催
京都府バス協会は6月12日、京都市内で通常総会を開催。新旧年度の事業や予決算を審議して原案通り承認した。理事に小津正弘阪急バス社長が新たに選任された。また一般社団法人への移行について定款変更を承認して来年4月1日の設立を目指すこととした。
上田成之助会長は冒頭の挨拶で、厳しい事業環境に触れる一方、高速ツアーバスの事故を例に挙げながら「輸送の安全確保は最優先課題であり、最大の使命」と述べて協会事業で積極的に安全対策に取り組むほか、会員らにも継続的に確実に安全対策を実施するよう強く求めた。
役員の選任では、現在会長、専務理事のほか理事が9人で理事が1人欠員となっていた。これを受けて理事の選任を諮り、小津社長の理事就任を承認した。小津社長はこれで大阪、兵庫、京都の協会理事を務めることとなる。
一般社団法人化については、定款の変更や役員報酬規程の承認を受けて今後京都府との折衝を経て認可申請を行い、来年4月1日に移行する方針を確認した。