ウィラー 中国JRバスと提携 広島観光を促進

ウィラーエクスプレスと中国JRバスがこのほど、広島観光促進で提携した。東京や関西から広島市までウィラーエクスプレスが運行し、広島到着後に中国JRバスが運行する広島市内観光の循環バス「ひろしま めいぷる〜ぷ」に乗り継げる企画乗車券を発売している。
ウィラーはこれまでも、フェリーや格安航空(LCC)の各社、京福電鉄、函館タクシーなどと提携し、到着先での観光を促進しており、バスとの連携は昨年6月に宮崎交通の1日乗り放題乗車券の企画以来となる。
広島での企画乗車券は、来年1月31日までの期間限定で、期間中2万8千人の利用を目指す。
「ひろしま めいぷる〜ぷ」は、広島市中心部の平和記念公園、原爆ドーム、美術館などを回る市内循環バス。午前9時から午後5時30分まで30分ごとに広島駅新幹線口を出発している。利用者は乗り降り自由の1日乗車券で広島市内観光ができる。
さらにウィラーグループのウィラートラベルもこの企画乗車券を利用したキャンペーンの第1弾として、夏休みに向けた「夏休みは広島に行こう! キャンペーン」を9月30日までの出発便を対象に展開する。同社のウェブサイトで広島観光のモデルコースを提案し、広島のホテル、観光施設の割引券もセットして提供する。
乗車券は東京〜広島7千円。同社の高速路線バス運行開始キャンペーンで購入すると4100円。関西からは4200円でキャンペーンでの購入だと2100円となる。

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