三菱ふそうバス製造 菅野新社長が抱負

自動車会社

2015年11月1日付で就任した三菱ふそうバス製造(富山県富山市)の菅野秀一新社長(かんの・ひでかず)は、16日に同社で開催した記者懇談会で、需要の旺盛な貸切バス増産への対応など、2016年の取り組みなどについて説明した。

三菱ふそうバス製造 菅野新社長が抱負

菅野秀一氏略歴

菅野社長は、1993年4月に三菱自動車工業入社以来、2004年4月に三菱ふそうトラック・バス軽戦略本部商品プロジェクト推進部マネージャー(大型観光バスプロジェクトリーダー)、08年1月に開発本部バスプロジェクト部長、同年11月にエンタイヤービークル開発統括部長、11年1月にライフサイクル・マネージメント本部長、13年7月にインドのダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ副社長・開発本部長を歴任。

実績

2007年に大型観光バス「エアロクイーン」「「エアロエース」をフルモデルチェンジした時のプロジェクトリーダーで、「エアロエース」の名付け親だった。08年に大型2階建てバス「エアロキング」復活、09年に大型路線バス「エアロスターノンステップバス」復活、11年に中型路線バス「エアロミディノンステップバス」、そして社長就任直後の15年11月からは小型バス「ローザ4WD」復活と、「次々とモデルの『復活』にかかわるなど、これまでもバスに情熱を注いできた」とエピソードを交えて自己紹介。その上で、「富山で製造した日本一のバスで、お客さまの期待を上回る価値を提供し、満足と感動を与えたい。これからも三菱ふそうのバス事業の新たな道を描いていきたい」と抱負を述べた。

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